南山大学

 
指定
期間
春学期
秋学期
単位
年次
2(秋)〜4
担当者
鏑木 義博
他の科目との関連
他学科履修
副題 (電子・電機産業論)
授業概要 電子・電機産業は、社会生活全般に関わりながら拡大・変貌を遂げ、今や未来社会構築の鍵を握る。そこで、社会変化と技術革新を時間軸に、世界経済と企業のグローバル化を空間軸に置き、同産業の国際競争の実態を明らかにする。更に、講師のシンガポールとインドでの海外体験を踏まえて、日本企業を核とした同産業のダイナミズムを実践的に掴む。また、新しい動きも時事トピックスを適宜取り上げて話題としたい。
学修目標 ・電子・電機産業の発展推移を理解し、基幹産業として他産業への関わりを明らかにする。
・電子・電機メーカーのグローバル展開を理解し、日本企業の特質・課題を明らかにする。
・マーケティング・サイクルに基づき、企業経営についての知識を深める。
・世界経済の潮流を念頭に置いて、日本経済についての知識を深める。
授業計画 1. エレクトロニクスの文明史的意義 <オリエンテーション>
2. 社会が産業を動かし、産業が社会を変える (1)(インフラと家庭電化)
3. 社会が産業を動かし、産業が社会を変える (2)(ITとデジタル・ネットワーク化)
4. マーケットの変貌 (1) (重電と弱電 − AV、白物家電、IT & 情報通信)
5. マーケットの変貌 (2) (オートメーション、エネルギー & エコロジー)
6. メーカーの盛衰 (1)  (IC・電子部品、セット、システム)
7. メーカーの盛衰 (2)  (ソフト、端末、ネットワーク)
8. 夢実現へ技術革新 (1) (基礎技術;R & D)
9. 夢実現へ技術革新 (2) (応用技術;商品開発)
10. 体質強化へ経営革新 (1)(創業者精神と経営理念)
11. 体質強化へ経営革新 (2)(グローバル・オペレーションと業務改革)
12. 国際サバイバル競争 (1)(グローバル展開と合従連衡)
13. 国際サバイバル競争 (2)(開発・製造・流通・物流の一気通貫)
14. 国際サバイバル競争 (3)(官民一体の通商産業政策)
15. エレクトロニクスの創る未来イメージ <サマリー>
授業時間外の学習(準備学習など) ・世界経済・日本経済の現況をおさらいして下さい。
・常日頃から関連する報道・記事に関心を持って下さい。
評価方法 ・定期試験50%、授業参加度50%による評価を原則とします。
・併せて、小レポート、受講姿勢も加味します。
テキスト ・レジュメを毎回明示します。
・参考図書、関連資料を適宜紹介します。
その他 ・「定時・集中・能動」の受講姿勢で充実した時間を共有しましょう!