81137 刑法総論
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選 |
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秋学期 |
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4 |
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1 |
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末道 康之 |
他の科目との関連 | 刑法各論 ミドル演習 アドバンスト演習 法学演習 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 犯罪論の基本的な枠組みを中心に刑法理論の基本概念を検討する。 |
授業概要 | 刑法の基本理念、犯罪論、刑罰論などについて、概説的な講義を行う。刑法総論の中心は犯罪論であるので、犯罪論の体系、すなわち、構成要件該当性、違法性、責任について詳細に検討し、さらに、構成要件の修正形式である未遂犯、共犯についても同様に検討を深める。 |
学修目標 | 刑法解釈論にとって必要である刑法総論の基本概念の枠組みを理解し習得することを目標とする。 |
授業計画 | 1.ガイダンス 2.刑法の存在理由と機能 4.刑法の基本原則 5.犯罪論の基礎理論 6.構成要件 7.因果関係 8.不作為犯 9.故意 10.錯誤論 11.過失犯 12.結果的加重犯 13.違法性と違法阻却 14.正当行為 15.正当防衛 16.緊急避難 17.自己決定に基づく違法性阻却 18.過失犯と違法性阻却 19.違法性阻却事由の錯誤 20.責任論の基礎 21.責任要素 22.未遂犯と実行の着手 23.不能犯と中止犯 24.正犯と共犯 25.共同正犯 26.教唆犯と幇助犯 27.共犯をめぐる諸問題 28.罪数論 29.刑罰論 30.総合的検討 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 刑法総論講義案を配付する予定であるので、授業計画にある各テーマについて教科書等で予習しておくこと。なお、六法は必ず持参すること。 |
評価方法 | 定期試験の点数で評価する |
テキスト | 教科書 井田良『刑事法講義・総論』(有斐閣、2008) 参考書『刑法判例百選I(第6版)』(有斐閣、2008) |
その他 |