南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2
担当者
副田 隆重
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 「民法解釈を学ぶ」
授業概要 民法の基本的な諸問題について、裁判例などを中心に法解釈や制度のありかたを学ぶ。
 全体を三つのカテゴリー—(1)民法の「復習」(一年次に履修した民法総論、二年次春に開講される民法科目)、(2)個別課題の検討(民法全体あるいは関係の法分野も含めて決定する)。(3)練習問題についてのグループでの検討—に分ける。(1)(2)を中心としつつ、(3)を織り込む。
 (1)民法の「復習」 民法総論分野の裁判例、物権法、契約法の裁判例などを中心に理解を深める。
 (2)個別課題の検討
   多少大きめのテーマや最近の裁判例につき、文献資料等を調査分担し、報告、検討。
   テーマ例:「『不動産売買契約書』を考える」
 (3)練習問題についてのグループでの検討
  事前または当日に示される設問につき、数人のグループで協議し発表の上、質疑応答。
学修目標  民法の基本的なしくみを理解し、基本的な事項についての知識や理解を確認し、論理や事実の分析力・表現力等のスキルアップを目的とする。
授業計画 1.   ガイダンス・報告担当者の決定(春学期分)
2 .  練習問題             3.〜5.民法総論の裁判例その1
6.7. 練習問題             8.〜10.民法総論の裁判例その2
11.〜13.民法総論の裁判例その3      14.   春学期小括
15.   秋学期予定表・担当者決定     16.   練習問題
17.〜20.「『不動産売買契約書』を考える」  21.22. 練習問題
23.〜26.「高齢者」をめぐる法律問題
27.28. その他の裁判例          29.30. まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 指示された教材について、充分な予習をして授業に臨むこと。
評価方法 授業への参加の態度・貢献度が30%、レポートが70%
テキスト 関係資料は、原則として、配布するか、入手方法を指示する。ただし、安価な副教材の購入を求めることがある。
その他 1年次に民法総論の授業を履修または聴講していることが前提となるので、そうでない人は予習が大変です。民法分野に関心がある人を求めます。