南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
岡田 泉
他の科目との関連 国際法総論Aに続けて履修することが望ましい。
国際法各論A・Bも履修するよう希望します。(3・4年次配当)
他学科履修
副題
授業概要  この科目は「国際法総論A]での学習をふまえて学びます。国家間の平和な関係が紛争によって危うくなったときに、国際法は平和回復のためどのような機能を果たすのか、また国家が武力行使に及んだとき、あるいは内戦がおきたときに、どのような対処を考えているのか、といった問題について講義します。
学修目標 紛争の平和的処理と武力行使規制に関する国際法の規範構造の正確な把握をめざします。
授業計画 I紛争の平和的処理手段
 (1)平和的処理の手段
 (2)国際裁判への発展
 (3)司法的解決
 (4)国連安保理・総会
II平和と安全の維持
 (5)武力行使の禁止
 (6)集団安全保障
 (7)自衛権の問題
 (8)平和維持活動と核軍縮
III武力紛争法
 (9)武力紛争法の適用
 (10)戦闘の手段と方法
 (11)大量破壊兵器
 (12)犠牲者の保護
 (13)履行確保(特に戦争犯罪の処罰)
IV中立法
 (14)国連と中立(その1)
 (15)国連と中立(その2)
 (16)定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 事前(または事後)に関連する条約や決議の内容を条約集により調べて概要をメモするようにして下さい。
評価方法  期末(定期)試験の成績による。
テキスト 『国際法』(第5版)有斐閣Sシリーズ。
条約集は、国際法関係科目に共通使用するので、必携です。
その他、判例集など、参考書を開講時に指示します。
その他 講義内容を補うため参考資料となる教材を配付します。必ず出席して説明を聴いて下さい。