81218 国際私法B
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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青木 清 |
他の科目との関連 | 国際私法Aを履修していることが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 国際私法とは、国際契約、国際不法行為、国際結婚、国際養子縁組、国際相続等をその対象とする。本講義では、最初に、国際私法と密接な関係のある国際民事訴訟法の問題を、その後、総論上の問題と各論上の問題を組み合わせて、国際親子、国際相続、国際契約、国際不法行為等の問題を中心に講義を行う。 |
学修目標 | 六法科目とはその構造をかなり異にする国際私法の枠組みを、順序立てて他人に説明できる程度に理解を高める。 |
授業計画 | 本講義では、おおよそ以下のテーマを扱う。 1.国際裁判管轄権 2.国際訴訟競合 3.外国判決の承認 4.国際私法の基本構造 5.反致 6.外国法の適用 7.嫡出親子関係の準拠法 8.非嫡出親子関係の準拠法 9.生殖補助医療と国際私法 10.養親子関係の準拠法 11.親子関係の準拠法 12.相続の準拠法 13.先決問題、法律の回避、適応問題 14.契約の準拠法 15.不法行為の準拠法 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 上記【授業計画】を参照して、毎回、テキストの該当部分を予習しておくこと。 |
評価方法 | 学期末に実施する定期試験による。 |
テキスト | 授業内容は、原則として山田鐐一『国際私法[第3版]』(有斐閣、2004年)に拠っているが、同書は定価5,800円とやや高価で、かつ「法の適用に関する通則法」制定前の書籍であるため、教科書としては櫻田嘉章『国際私法[第5版]』(有斐閣、2006年)を指定する。 |
その他 |