南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
山形 英郎
他の科目との関連 国際法総論 A, B. 国際法各論 A.
他学科履修
副題 国際法における領域
授業概要 A国とB国の国境線。線と呼べるものは見られない。それが事件の始まりであった。A国は、北緯24度を国境線と主張し、B国は、北緯25度を国境線と主張した。今や一触即発の事態である。このような場合、国際法はどのように紛争を解決するか。
学修目標 国際法における管轄権、とりわけ領域的管轄権について学ぶことを目標とする。
その上で、国際法総論A・Bで扱われない、国家責任を扱う。
授業計画 第1回 領域概論(115-117)
第2回 領域権原(117-120)
第3回 領域紛争(119-123)
第4回 海洋法の構造と基線(130-135)
第5回 領海における無害通航権(136-138)
第6回 国際海峡と群島水域(139-140)
第7回 排他的経済水域と大陸棚(143-149)
第8回 海洋境界画定と深海底(148-152)
第9回 海上警察権(138-139、140-143)
第10回 海洋汚染及び海洋紛争解決(152-157)
第11回 国際化地域、空、宇宙(124-129、159-167)
第12回 国家責任における帰属(241-245)
第13回 国家責任における違法性(245-251)
第14回 国際請求(252-258)
第15回 国際環境の保全(222-239)
第16回 定期試験
授業時間外の学習(準備学習など)  授業計画における(かっこ)内の数字は、教科書における該当ページである。事前に熟読しておくこと。教科書の順に講義を行うわけではないので、注意すること。
評価方法 定期試験
テキスト 杉原高嶺編『コンサイス条約集』(三省堂)、松井芳郎他『国際法』(有斐閣Sシリーズ)
その他