81455 経済法B
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選 |
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夏期前半 |
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2 |
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3・4 |
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田中 裕明 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 経済の基本法である独占禁止法を学ぶ─各論─ |
授業概要 | 民法(契約法)と経済法の関係─契約自由の原則による秩序機能と限界を主題とし、独占禁止法における「不当な取引制限の禁止」と「不公正な取引方法の禁止」を対象に、制度趣旨・概要(規制原理)および適用事例を取り上げる。 |
学修目標 | 競争制限行為に対する市民法原理の限界を理解し、カルテルがなぜ禁止されるのか、また身近な消費生活の中にみられる独占禁止法違反事例にはどのようなものがあるか。制度の概要と共に検討していく。 |
授業計画 | 1.私的自治と競争制限行為 2.共同行為の規制(カルテルの禁止)(1) 3.共同行為の規制(カルテルの禁止)(2) 4.共同行為の規制(カルテルの禁止)(3) 5.行政指導と不当な取引制限 6.事業者団体の活動規制 7.不公正な取引方法の規制(1)─総説─ 8.不公正な取引方法の規制(2)─差別的取扱い─ 9.不公正な取引方法の規制(3)─不当対価・不当な顧客誘引─ 10.不公正な取引方法の規制(4)─事業活動の不当拘束─ 11.不公正な取引方法の規制(5)─取引上の地位の不当利用・取引妨害等─ 12.独占禁止法のエンフォースメント 13.適用除外制度の概要(1) 14.適用除外制度の概要(2) 15.まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 日頃より新聞等で、独占禁止法の事件、公正取引委員会の動きに注目する習慣をつけて下さい |
評価方法 | 集中講義期間中に実施する試験の成績による |
テキスト | 久保成史・田中裕明『独占禁止法講義(第2版)』(中央経済社) |
その他 | 最新の六法を必ず持参すること。 |