南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
4
担当者
丸山 雅夫
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
授業概要  法科大学院の未修者コースで通用する程度の学力を養成することを目的として、事例研究を行う。ただし、法科大学院進学希望者以外も広く受け入れる。
学修目標 刑法の基礎知識を前提として、より高度な理論展開能力と表現能力を養う。
授業計画  1テーマを2回にわたって扱う。1回目は、教員の提示した事例の事実を分析し、論点を抽出するとともに、ソクラティック・メソッドにより基礎知識を確認する。
 2回目は、自宅で作成してきた答案(受講者の人数に応じて、個人またはグループで作成する)を素材として、刑法の事例研究の方法を伝授する。テーマは、次の通りである。
1.  グループ分けと進行方法についての確認
2.3.因果関係論
4.5.正当防衛と緊急避難
6.7.原因において自由な行為
8.9.共犯論
10.11.財産犯論
12.13.文書偽造罪
14.15.名誉に関する犯罪
授業時間外の学習(準備学習など) 事例に関連する基礎知識を確認しておくこと。
評価方法 質問に対する対応(30%)と答案(70%)で評価する。
学期末の試験は行わない。
テキスト 指定しない。

【参考文献】町野朔・丸山雅夫・山本輝之編著『プロセス演習刑法総論・各論』(信山社、2009年)
その他