92117 キリスト教文化研究
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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FAUSONE Alfonso |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 文化−東ヨーロッパの諸文化の中で現れつつあったキリスト教メッセージの文化・美術史に関わる成長の動きを見る。 視覚体験による視覚的学習(Visual learning by visual experience) ローマの首都機能がコンスタンティノープルへ移ったことが東西ヨーロッパの分裂の原因になった。更に、東西ヨーロッパの文化的、政治的分裂はイスラム教化することによって決定的な分裂を深めることになった。 |
学修目標 | このコースは、この時代の文化的歴史的にドラマティックな変遷を見ることによって、近代社会まで続いている問題の背景を探る。 |
授業計画 | (1) 序:視覚体験による視覚的学習(Visual learning by visual experience) 東ヨーロッパ:古代イスラエル——エルサレム、 “フラヴィウス・ヨセフス” (2) エジプト——エチオピア (3) シルク・ロード:世界の宗教の交差点 (4) コンスタンチン大王——1000年ビザンティン帝国 (5) フリードリッヒII世とイスラムの世界 (6) ギリシア正教の文化:マケドニア、メテオラ、ミストラ (7) アルメニア、ブルガリア、ルーマニア (8) 北東ヨーロッパのキリスト教文化 デンマーク(ヴァイキング)——ノルウェー (9) ロシア正教のキリスト教文化(1) (10) ロシア正教のキリスト教文化(2) ⑪ マルク・シャガール(1):神秘主義——文芸——美術——宗教——人生経験 ⑫ マルク・シャガール(2):ユダヤ教——キリスト教——イスラム教 ⑬ マルク・シャガール(3):Nizza博物館 ⑭ マルク・シャガール(4):Nizza博物館 ⑮ まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業で配布された資料や教科書、ノート等によって学習したことを復習し、次の授業の理解に備えておくこと |
評価方法 | 授業参加度(60%)、レポート(40%)で評価する |
テキスト | 初期キリスト教美術・ビザンティン美術 岩波書店 ジョン・ラウデン 著 益田朋幸 訳 シャガール 岩波書店 モニカ・ボーム=デュシェン 著 高階絵里加 訳 |
その他 |