南山大学　シラバス検索用

指定	選	期間	秋学期
単位	２	年次	1・2
担当者	石原　美奈子

講義題目
開講キャンパス
授業概要	宗教は社会／文化人類学において古典的テーマであった。本授業では、いわゆる世界宗教のみならず精霊崇拝・呪術やアニミズムなどを含む広義の宗教を対象とする。　前半においては宗教の人類学的研究に大きな影響を与えた周辺学問の主要な研究をいくつか紹介する。これらは宗教を人類学的観点から研究する際に知っておくべき研究や考え方である。後半においては、イスラームの人類学的研究、アフリカの宗教・精霊憑依・妖術に関する研究・改宗論について概説する。
学修目標	宗教を対象とする社会／文化人類学的研究を行う場合の基本的ツールとしての諸理論を学修することを目標とする。
授業計画	１．導入２．デュルケームの宗教社会学３．ウェーバーの宗教社会学４．ヒュームの宗教論５．レッドフィールドの大伝統／小伝統論６．ターナーの儀礼論７．ゲルナーのイスラーム研究８．ギアツのイスラーム研究９．アイケルマンのイスラーム研究 10．アフリカの宗教に関する研究 11．精霊憑依研究 12．妖術研究 13．改宗論 14．宗教とモダニティについて 15．まとめ
授業時間外の学習（準備学習など）	事前に指定した関連文献について、その内容を要約した上で発表してもらうことがある。
評価方法	授業参加度70％とレポートが30％
テキスト	Michael Lambek(ed) A Reader in the Anthropology of Religion（2002）等
その他