南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
鈴木 達也
講義題目 生成文法理論による英語分析
開講キャンパス
授業概要 英語に固有の文法現象をとりあげ、詳細に検討する。英語分析の方法を学ぶとともに、英語の文法的特徴を捉え、英語とはどのような言語であるのかを考えていく。また、日本語を含む他言語との比較も行ない、生成文法理論に基づいて、英語の類型論的特徴がどのようなパラメターによって説明されるかをみていく。文構造を中心に扱うが、移動現象、削除現象を検討することによって、英語にみられる文法と意味との関係も議論する予定である。「統語論概論」または「英語文法論A」を履修していること。(ただし、科目担当者の許可を得れば可。)
学修目標 生成文法理論が解明を目指す普遍文法の研究と英語という個別言語が持つ個別文法の研究の違いを理解し、原理・変数理論的立場から英語文法の研究ができるようになることを目指す。
授業計画 授業中の解説と課題として出す練習問題を通して生成文法理論に基づく英語文法の研究について理解を深めていく。授業は以下の計画で進めていく予定である。
第1週:イントロダクションI
第2週:イントロダクションII
第3週:英語の文の構造I
第4週:英語の文の構造II
第5週:英語の名詞句の構造I
第6週:英語の名詞句の構造II
第7週:移動現象I
第8週:移動現象II
第9週:削除現象I
第10週:削除現象II
第11週:意味解釈I
第12週:意味解釈II
第13週:他言語との比較I
第14週:他言語との比較II
第15週:まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 1.授業の前準備として、「統語論概論」、「英語文法論A」で学んだ統語現象について復習しておくこと。
2.指定図書として参考文献を用意するので、関連する題目について予習をしておくこと。
評価方法 レポートの評価が80%、課題の評価が20%
テキスト なし。毎回ハンドアウトを配付。
その他