南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1
担当者
村杉 恵子
講義題目
開講キャンパス
授業概要  研究指導Iにおいて洗練された問題意識と、研究に関する基礎知識を基盤としながら、現実的な研究計画を立案できることを目標とする。そのためには、研究計画を発表し、それについてのディスカッションを行い、その結果を基に計画を再考するというサイクルを繰り返すことが適している。さらにこのプロセスの中に実践的な研究方法を教授する機会を組み入れ、現実的で具体的な研究計画が立案できるようにする。
学修目標  受講者が、研究者として論文や著書を批判的に検討し、理論内での位置づけを明確にできるようになるこをめざす。オリジナルなトピックについて、重要となる記述データをパラダイムにして整理し、分析する力を養う。
授業計画  言語学史上重要な研究である文法理論や心理言語学の基本的な考え方や諸概念などについて研究する。
1〜4 言語理論と心理言語学の歴史
5〜7 文法獲得研究史
8 習得可能性理論
9 文構造の獲得に関する研究史
10 〜11 格の獲得:統語的分析
12 機能範ちゅうとRoot infinitives
13 理論と実証の結び付け方
14 研究発表
15 まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 上記の題材について関連文献を読み、各研究の言語獲得史上の位置づけを明確にすること。
評価方法 学期末レポート。レポートは、各学生の興味に応じ、研究題材を選び、(1)先行研究を調査し、(2)理論の枠組みで分析し (3)論文としてまとめて提出。授業参加度50%、レポート50%で評価する。
テキスト 適宜指定/配付する。
その他