南山大学

 

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研究指導IV

指定
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
坂下 浩司
講義題目 西洋古代哲学研究
開講キャンパス
授業概要  博士論文が、それぞれが独立した論文としても発表しうる複数の章から構成されることを想定して、複数の関連する研究プロジェクトの成果を統合し、さらに大きな結論を導く訓練を行なう。受講者は、学会発表、国内外の専門誌への投稿を継続して行ない、また博士論文の計画について考える。
 古代ギリシア哲学(特にアリストテレス)とアリストテレス主義哲学における研究指導を行う。ギリシア語、ラテン語の厳密な読解を基にして、上記哲学の主要問題を検討し、同領域における十分な力をもつ研究者の育成を目的とする。
学修目標  ギリシア語、ラテン語の厳密な読解を基にして、上記哲学の主要問題を検討し、同領域における十分な力をつけ、学位論文の一部をなす論文が作成できることを目指す。
授業計画  ある主題に特化した論文が書けるように指導する。そのために、テーマにそった資料のさらに精緻な読解を行い、テキストや研究書を基にした発表を随時行い、討議を重ね、学位論文に結実するように指導する。
1.ガイダンス
2−14.講読、発表、および討論
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 第1週目については、上の「授業計画」を参照して準備し、第2週目以降については、第1週目に指示を出すので、それに従うこと。
評価方法 授業参加度30%、期末レポート70%。
テキスト 受講者と相談の上、決定する。
その他  田中美知太郎・松平千秋著『ギリシア語入門』(岩波全書)をひととおり勉強し終え、アリストテレスのギリシア語原文をなにか実際に読んだことがあり、英語で書かれた研究論文などの二次文献を調べた経験のあることが前提となります。