南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
村杉 恵子
講義題目
開講キャンパス
授業概要  それぞれの研究領域の歴史と現在の主要な研究テーマを概観する。また、それぞれの領域の研究が、人間、文化、思想の総合的研究の中にどのように位置付けられるかを考える。教材は、古典的研究から最近の重要な論文まで幅広く取り上げ、受講者が、研究者として論文や著書を批判的かつ発展的に検討する力をつけるように指導する。
 言語理論領域における研究指導を行なう。生成文法理論と言語獲得に関する研究史と最新の研究を取りあげ、批判的に検討し、問題点を明らかにする。更に、その問題点の解明のために必要かつ妥当なデータを収集し、分析研究する。同理論と応用部門(心理言語学研究、言語教育)に寄与しうる研究者の育成を目的として、特に日英語の比較統語論研究と言語獲得研究を基礎とした普遍文法の解明に焦点をあてる。
学修目標  理論と実証を結びつけ、また諸モジュールの独自性と相関性について具体的な事例と分析を用いて考察できることを目標とする。
授業計画 (1)一語文の前後と文法能力〜多語文までの語順とpro(第1週〜第5週)
(2)wh-疑問文の獲得の特徴(第6週〜第10週)
(3)動詞の獲得と項構造(第11週〜第15週)
授業時間外の学習(準備学習など) 上記の題材について積極的に関連文献を探し、読解し、自らの意見を述べることのできるように準備を進められたい。
評価方法  出席と各授業における積極的参加。レポート。授業参加度50%、レポート50%で評価する。
テキスト  授業時に指定する
その他