93133 現代日本社会研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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樋口 浩造 |
講義題目 | 戦後思想論 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 戦後日本の思想形成に影響を与えたと思われる著名な論文等を全員で読み報告、討論をおこなう。 |
学修目標 | 戦後、日本の方向付けをめぐってなされた知識人の発言を追う中で、日本の戦後がどのように形成されたのか、何が争点であったのかを、特にアジアへのまなざしと天皇論を軸にしながら理解するとともに、今を考える力を、戦後思想論として培っていくことを目指す。 |
授業計画 | 1 丸山真男「超国家主義の論理と心理 1946年5月 2 津田左右吉「日本国家形成の過程と皇室の恒久性に関する思想の由来」1946年1月 3 鈴木武雄「朝鮮統治への反省」1946年5月 4 和辻哲郎「国民全体性の表現者」1948年7月 5 竹内好「中国の近代と日本の近代」1948年4月 6 和田春樹「韓国の民衆を見つめること」1974年12月 7 梅棹忠夫「文明の生態史観」1957年2月 8 加藤周一「日本文化の雑種性」1955年4月『思想』372号 9 三島由紀夫「文化防衛論」 10 清水幾太郎「今こそ国家たれ、核の選択」『諸君』 1980年7月 11 タカシ・フジタニ「ライシャワー元米国大使の傀儡天皇制構想」2000年3月『世界』 12 尹健次「戦後思想の出発とアジア観」 13 上野千鶴子「記憶の政治学」 14〜15 まとめの討論 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 関連文献の講読 |
評価方法 | 授業参加度が80%、報告が20% |
テキスト | 指定された論文を読み進む |
その他 |