93139 東南アジア文化研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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森山 幹弘 |
講義題目 | 文化研究 |
開講キャンパス | |
授業概要 | 文化について、その方法論とパースペクティブについて学ぶ。植民地時代から現代までの東南アジア地域の文化に関する事象を、どのように分析し、解釈することができるか、理論的な文献を読み進めながら考える。 |
学修目標 | それぞれの受講者が自らの研究材料を念頭に置いて、それぞれが修士論文の方法論とアプローチを見いだしていくことを目標とする。 毎回の授業は担当者がレジメを作成し発表を行い、全員が内容の理解を行う。レジメ発表に基づいてテキストの理解を深めたあと、全員で議論を行なう。学期の最後には自分の研究分野と関心に照らして特定のテーマを決めた後、論文集からヒントを得て題材を選定しレポートを作成することとする。 |
授業計画 | 第1回:オリエンテーション 第2回:「文化」概念と近代、文化概念の発生と展開 第3回:ネイションとナショナリズム、伝統の創造 第4回:文化相対主義、人種と民族 第5回:カルチュラル・スタディーズ、日本の文化概念 第6回:文化的差異と社会的不公正 第7回:政治・道徳哲学のとき 第8回:集合的差異か、混淆か 第9回:多文化主義 第10回:差異の再生産と構築 第11回:差異の生産 第12回: 差異の三角形 第13回:文化、アイデンティティ、記憶 第14回: ジャワにおける記憶—すること 第15回:受講者のテーマに関連させたまとめの議論 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 図書館の指定図書を中心にして、関連図書を読む事。 |
評価方法 | 担当レジメと発表(50%)とレポート(50%)で評価する。 |
テキスト | 鏡味治也『キーコンセプト 文化』世界思想社、2010年。 ミシェル・ヴィヴィオルカ(宮島喬・森千香子訳)『差異、アイデンティティと文化の政治学』法政大学出版局、2009年。 アン・ローラ・ストーラー(永渕康之・水谷智・吉田信訳)『肉体の知識と帝国の権力』以文社、2010年。 |
その他 | 基本的には上記のような授業計画を予定しているが、受講者が扱おうとしているテーマに合わせて授業で取り上げるテーマを適宜調整する。 |