93149 国際地域文化課題演習II(歴史と社会)
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選必 |
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春学期 |
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原 不二夫 山岸 敬和 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 歴史学や社会学など学問領域を念頭に置きながら、各領域に閉ざされることのない領域横断的な視座を含めながら、「歴史と社会」に関する理論的枠組みを探究する。 |
学修目標 | (原担当分) 「大東亜戦争」は東南アジア社会をどのように変えたか、民族主義運動、共産主義運動はその変化にどのように関わったかについて、マレーシアを中心に学ぶ。 (山岸担当分) 医療政策の歴史的発展を考える中で、社会的制度や政治的制度の歴史的発展がどのように関連しあっているのかを学ぶ。 |
授業計画 | (原担当分) 1.はじめに:「大東亜戦争」の歴史的位置付けをめぐって 2.「大東亜戦争」の理念と現実 3.マレー民族主義運動と「大東亜戦争」、マラヤ独立 4.華人の戦前の抗日運動と「大東亜戦争」、マラヤ独立 5.インド人の民族主義運動と「大東亜戦争」、マラヤ独立。戦前の共産主義運動 6.戦中、戦後の共産主義運動 7.歴史の改竄をめぐって (山岸担当分) 8.はじめに:医療政策とは 9.公共政策の発展分析アプローチ 10.歴史的制度論とは 11.戦前の日米医療政策 12.戦中の日本医療政策 13.戦中のアメリカ医療政策 14.戦後のアメリカ医療政策 15.戦後の日本医療政策 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 提示文献を熟読し、各自質問を考えて授業に臨むこと。 |
評価方法 | (原担当分) 授業参加度が30%、議論への参加が30%、レポートが40% (山岸担当分) 同上 |
テキスト | (原担当分) 特に教科書は定めず、授業の際適宜提示する。 (山岸担当分) Takakazu Yamagishi, War and Health Insurance: World War II to the Postwar Reconstruction (Johns Hopkins University Press, 2011), 杉田米行編『日米の医療:制度と倫理』(大阪大学出版会、2008年)。 |
その他 |