南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1
担当者
安田 文吉
講義題目
開講キャンパス
授業概要  アジア・日本を主な対象地域としたグローバル化しつつある国際地域の文化研究を行うために、既存の地域研究の枠組みから離れ、超域的な視点、地域文化の比較・対照から生まれる観点を持たせるように指導する。具体的な研究対象の設定と適切な先行研究の検討などを指導し、各自のテーマに沿った基礎からの研究計画の策定の指導を行う。最後に研究計画報告会で発表させ、3年間の研究計画を立てさせる。
 日本の近世芸能文化をテーマとし、特に歌舞伎・浄瑠璃を取り上げて、文献資料(番付・台本・芝居絵・評判記など)および現在まで継承されてきた芸能文化についての映像資料(VTR、DVDなど)を用いて、総合的に日本伝統文化の本質を明らかにする研究指導を行う。
学修目標 博士後期課程3年間における、適切な研究計画の作成と博士論文執筆に関する基礎的な技能を習得する。
授業計画 第1回:はじめに
第2〜4回:各研究テーマに関する基礎的研究発表を行い、その内容について検討し、必要に応じて具体的な指導をする。
第5〜9回:研究計画の原案の作成と研究発表を行い、その内容について検討し、必要に応じて具体的な指導をする。
第10〜14回:研究計画原案に基づく研究発表を行い、その内容について検討し、必要に応じて具体的な指導をする。
第15回:まとめ(研究計画の修正と確定)
授業時間外の学習(準備学習など) 研究テーマに関する先行研究論文を熟読する。
評価方法 研究計画報告会の報告内容(30%)、レポート(40%)、授業での発表ならびに議論への参加度(30%)により、総合的に評価する。
テキスト 適宜指示する。
その他