南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
中島 靖次
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要  現代とは、従来、確固としてゆるぎないと思われていたさまざまな概念が、その確かさを失って、おぼつかなくなっている時代ではないか。そして、その中でも「生と死」の概念とは、そのゆれ幅の最も大きいものの一つではないか。本講義では、この確固としてゆるぎないと思われていた「生と死」の概念が、なぜそのようになっているのか、その背景を理解することで、そのような時代を生きていかざるを得ない自らの「生」がどのようにあるべきかを考察していく。
学修目標  現代における「生と死」のあり方を、さまざまな事例や観点から考えることによって、自己と他者との関係において「生と死」の尊厳を捉えなおすことのできる視点の構築を目指す。
授業計画 第1回:「人間の尊厳」について(レポート作成)
第2回:生の希薄化(1)
第3回:「動物化」について(1)
第4回:「動物化」について(2)
第5回:「労働倫理と消費の美徳」について
第6回:消費主体のあり方(1)
第7回:消費主体のあり方(2)
第8回:生と死の諸相(1)
第9回:生と死の諸相(2)
第10回:生と死の諸相(3)
第11回:生の希薄化(2)
第12回:生と物語
第13回:生とリアリティ
第14回:生と意味
第15回:まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 事前に配布された資料を熟読してくること。分らない概念をあらかじめ調べておくこと。
評価方法  授業取組度(20%)、講義の中での小レポート(20%)、および最終レポート(60%)による。
テキスト  そのつど、プリントを配布する。
その他  座席指定制
 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-2)。