00511 哲学・倫理学における人間の尊厳A1
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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中島 靖次 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
授業概要 | 現代とは、従来、確固としてゆるぎないと思われていたさまざまな概念が、その確かさを失って、おぼつかなくなっている時代ではないか。そして、その中でも「生と死」の概念とは、そのゆれ幅の最も大きいものの一つではないか。本講義では、この確固としてゆるぎないと思われていた「生と死」の概念が、なぜそのようになっているのか、その背景を理解することで、そのような時代を生きていかざるを得ない自らの「生」がどのようにあるべきかを考察していく。 |
学修目標 | 現代における「生と死」のあり方を、さまざまな事例や観点から考えることによって、自己と他者との関係において「生と死」の尊厳を捉えなおすことのできる視点の構築を目指す。 |
授業計画 | 第1回:「人間の尊厳」について(レポート作成) 第2回:生の希薄化(1) 第3回:「動物化」について(1) 第4回:「動物化」について(2) 第5回:「労働倫理と消費の美徳」について 第6回:消費主体のあり方(1) 第7回:消費主体のあり方(2) 第8回:生と死の諸相(1) 第9回:生と死の諸相(2) 第10回:生と死の諸相(3) 第11回:生の希薄化(2) 第12回:生と物語 第13回:生とリアリティ 第14回:生と意味 第15回:まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 事前に配布された資料を熟読してくること。分らない概念をあらかじめ調べておくこと。 |
評価方法 | 授業取組度(20%)、講義の中での小レポート(20%)、および最終レポート(60%)による。 |
テキスト | そのつど、プリントを配布する。 |
その他 | 座席指定制 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-2)。 |