南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
奥田 太郎
他の科目との関連
履修対象学科
副題 倫理に関する様々な哲学的思考に学ぶ
授業概要  古典的な議論から現代の論争に至るまでの倫理学の主要問題について、われわれの身近に起こっている具体的な問題に極力触れる形で概説し、出席者とともに考察する。学説史の解説ではなく、トピックに沿ってさまざまな理論を検討する。
学修目標 1.「人間の尊厳」について自ら考える機会をもつ。
2.安易に結論を急ぐのではなく、さまざまな結論へと導く議論そのものをじっくり検討する視点を身につける。
3.他の人々がどのような考えをもっているのかを聴く力を身につける。
4.自分の考えを他の人々に伝わる形で言葉にする力を身につける。
授業計画 1.イントロダクション
2.功利主義の諸問題(1)
3.功利主義の諸問題(2)
4.功利主義の諸問題(3)
5.功利主義の諸問題(4)
6.功利主義の諸問題(5)
7.契約論
8.折り返しのまとめ
9.自由と責任
10.価値と事実
11.道徳なるものの所在
12.普遍化可能性
13.価値の相対主義
14.徳の倫理
15.全体のまとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 朝、顔を洗ってから、夜、布団に入るまで、一日に出くわすあらゆる事柄の中に、授業を通じて考えた問題が潜んでいないか、気をつけて考えてみることを求める。
評価方法  期間中に提出してもらう2回のレポート課題の成績評価が100%。ただし、十分な回数の出席を成績評価の前提とする。
テキスト  毎回、講義内容の要点を記したハンドアウトを配布する。参考文献は適宜紹介する。
その他  出席を重視する。
 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-2)。