00564 教育・文化における人間の尊厳B
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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高畑 祐人 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 人間の尊厳(近代教育の理念と現実) |
授業概要 | われわれは学校へ行くのが当たり前、教育を受けるのは当たり前だと思って何の疑問も抱かないが、一定の年齢になった子どもが原則全員教育を受けるようになったのは、世界史的に見てここ150年、日本に限れば100年のことにすぎない。なぜ、すべての人間が教育を受けるのか。それは義務か権利か。そもそも教育とは何であるのか。いま教育をめぐってさまざまな問題が指摘されているが、根本的に何が原因なのだろうか。そうしたことを教育学の基礎的知識(いわゆる教育原理)・教育の歴史・教育思想・教育哲学・教育社会学などの知見を使って考えてみる。 |
学修目標 | 教育のもつ二面性について適切な理解を持ち、それを論理的に表現できること |
授業計画 | 1.イントロダクション 2.新旧教育基本法の比較(1) 3.新旧教育基本法の比較(2) 4.新旧教育基本法の比較(3) 5.人間への問いと教育への問い(1) 6.人間への問いと教育への問い(2) 7.人間への問いと教育への問い(3) 8.学校とは何か−−近代以前 9.学校とは何か−−近代公教育 10.学校とは何か−−近代教育の変容 11.教育基本法改正への動き(1) 12.教育基本法改正への動き(2) 13.教育基本法改正への動き(3) 14.教育基本法改正への動き(4) 15.教育基本法改正への動き(5) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業内容を復習し、疑問があれば質問できるように準備しておく。 |
評価方法 | 期末試験またはレポート100% |
テキスト | 特に指定しない。参考文献は授業内に紹介する。 |
その他 | この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-2)。 |