南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3〜4
担当者
CROKER Robert A.
他の科目との関連
履修対象学科
副題 English for International Research(リサーチ・調査のための英語スキル)
授業概要 本授業は、国際的な社会学調査に必要な英語スキルを養う授業である。特に質的調査法に焦点をしぼった英語でのリサーチ手法は、NAP (Nanzan Asia Program)において社会学調査を行う、卒論を英語で書く、海外留学をする、研究をする場合など、様々な場面で有用である。授業は英語と日本語のバイリンガルで行われる。
学修目標 コース修了時点で、学生は次のようなことができるようになることを目標とする。
1.実際的なリサーチ計画をたてる。
2.英語のウェブサイトで有用な情報を検索する。
3.英語でインタビューを行う。
4.英語で質問紙(アンケート)を作成する。
5.E-メール・インターネットで被験者と連絡する。
6.収集した情報を細かいところまで理解する。
7.データを分析・考察する。
8.リサーチ倫理を理解する。
授業計画 第1週 調査法の種類、実際の良い調査例
第2週 リサーチ計画−調査の焦点をしぼる
第3週 英語のウェブサイトでの情報検索
第4週 被験者の情報保護について倫理的に考える
第5週 英語でのインタビュー−インタビュー・ガイドの作成
第6週 英語でのインタビュー−インタビュー手法の習得
第7週 英語でのインタビュー−データの転写
第8週 収集したインタビュー・データの整理・分析・考察
第9週 質問紙(アンケート)の作成−質問項目
第10週 質問紙(アンケート)の作成−効果的な質問の作り方
第11週 質問紙(アンケート)の作成−予備調査と質問項目の修正編集
第12週 収集した質問紙によるデータの整理・分析・考察
第13週 被験者との連絡
第14週 情報共有のためのプレゼンテーション
第15週 リサーチ・プレゼンテーション
授業時間外の学習(準備学習など) 毎週の授業計画に従って次のような準備をする。
  1.課題のリーディングを行い、マインド・マップを作成する。
  2.実際のリサーチ活動を行う。たとえば、ウェブからの情報収集、被験者へのインタビュー、アンケートを実施するなど。
  3.インタビュー・ガイドを作成する。インタビュー・データを転写する。アンケートの修正・編集を行うなど。
  4.プレゼンテーションの準備を行う。
評価方法 リサーチ計画 15%
インタビュー・ガイド、転写、要約 25%
アンケート、結果、要約 25%
プレゼンテーション 10%
レポート 25%
テキスト Heigham, J., and Croker, R.A. (2009). Qualitative Research in Applied Linguistics: A Practical Introduction. Basingstokes: Palgrave Macmillan.
その他