南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
池上 久子
他の科目との関連 基礎体育A,Bの単位を修得していること。
履修対象学科
副題  バドミントン
授業概要  人体には400種以上の骨格筋があり、神経支配によって合理的な運動を生み出している。しかし、日頃使わない筋の神経は活動しておらず、トレーニングをすることによって出力発揮に参加する筋のリクルートメントが起こる。この授業では新しいスポーツに挑戦することから身体の使われていない筋を活性化することを目指すものである。
学修目標  バドミントン競技はいろいろなストロークを正確に、かつ攻撃的に継続して打つことが必要である。ストロークはテークバック、インパクト、フォロースルーから成り立っており、最大加速を得るスイングやコントロールするスイングはストローク局面でのラケットの動きから理解することができる。そして、コート内で移動スピードを高めることや、試合中のスタミナを持続させ、多彩ストローク・ショットを身につけることが技術を向上させることになる。バドミントンは天候に左右されることなく室内でプレーするスポーツで、ラケットは重いものでも100g程度で軽く、またそのラケットで打つシャトルコックも約5gという軽さである。超軽量なスポーツでありながらバドミントンは世界最速の球技で時速250km前後のスピードを出すといわれている。ラケットやシャトルコックが軽いので、腕力や体力がなくてもレベルに応じて楽しむことができる。バドミントンの運動のしくみを理解しながら。身体の動きを客観的に身につけることによって、効率のよいバドミントン技術の修得を目指す。そして、ゲームを通してゲームの楽しみ方、戦術等を実践的に修得する。
授業計画 第1週 バドミントン用具と歴史、競技力向上に必要な事柄を理解する。
第2週 回内、内旋、回外、外旋運動を理解し、回転運動の慣性能率を理解する。
第3週 パワーストロークを習得する。
第4週 オーバーヘッドストロークの軌跡について理解する。
第5週 クリアー、カット、ドロッブの打ち分けを理解する。
第6週 ヘアピンショットを練習する。
第7週 スピンネットを練習する。
第8週 スマッシュ、カット、ドロッブのレシーブを学ぶ。
第9週 クロスネットを練習する。
第10週 ロビングを練習する。
第11週 ドライブを練習する。
第12週 ハイバックを練習する。
第13週 プッシュを練習する。
第14週 競技力を向上させるための練習方法を学ぶ。
第15週 ゲームを通して戦術を学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習など)  瀬戸キャンパスの体育館は一般学生も利用することができ、お昼休みなどを利用してわずかな時間に楽しむことができる。
評価方法  スポーツ実技では、出欠席が評価に大きく影響する。授業取組度50%、受講態度等25%,技能25%で評価する。
テキスト  適宜資料配付
その他