南山大学

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指定
 選必
期間
 春学期
単位
 ２
年次
 1〜4
担当者
 VOLPE Angelina
他の科目との関連
履修対象学科 全
副題
授業概要 　紀元後４世紀からキリスト教はヨーロッパ大陸における公の宗教になり、社会、政治政策、思想、美術に大きな影響を与えた。したがって、キリスト教を知らずしてヨーロッパ文化を理解することも不可能である。本講義はキリスト教徒の思想家、社会活動家、また教育者などを紹介することによって、キリスト教に影響されたヨーロッパ文化の特徴を分析する。
学修目標 　歴史上でキリスト教徒が犯してきた過ちを念頭に置きつつ、人間の意義を中心とするキリスト教的思想が具体的にどのような影響を人々に与えるのか、また、キリスト教的ヒューマニズムは人類共通の財産であるという仮説を確認すること。
授業計画 (1)　無神論者からキリスト教徒へ：M.デルブレル
(2)　デルブレル：共産主義とキリスト教
(3)　キリスト教徒の政治家：G.ラ・ピーラ
(4)　ラ・ピーラによる人間の価値
(5)　ラ・ピーラによる平和のための仕事
(6)　ラ・ピーラ：ベトナムのための働き
(7)(8)　福音に基づく国の指導：アルチーデ・デ・カスペリ
(9)　ファシストと闘ったデ・カスペリ
(10)⑪　G.リヴァ：人間の「核心」を育てる教育者
⑫⑬　C.ド・フコーによる普遍的な兄弟愛
⑭　ド・フコー：トゥアレグ族のための仕事
⑮　まとめ
授業時間外の学習（準備学習など） 授業で読んだ箇所に関して、教員が与えた課題を思考し、感想、質問等を準備。
評価方法 定期的なレポート40％、最終レポート60％
テキスト Ａ. ヴォルペ『20世紀の聖者』（ドン・ボスコ社）2010年
その他 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する（小項目：A-3）。