06181 異文化との出会い (企業と諸外国の異文化コミュニケーションの取り方)
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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李 大義 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | グローバル社会における企業文化のあり方を考える。 |
授業概要 | 自己、アイデンティティとは何かという自分探しから、異文化との共存を求めていく。 地域と国家別における異なる価値観、宗教、信念、ビジネス慣習などを取り上げ、日本との比較を試みる。そして、異なる企業文化との適切な接し方を学ぶ。 |
学修目標 | 本講義の目標は、将来、受講生が異なる企業文化との出会いに対して本当の敬意の念を抱かせることである。そのために、諸外国の企業文化を紹介することにより、自国文化と異文化との類似点からは効率性、相違点からは新たな観点をとらえなおす。同時に、生まれ育った自国の企業文化に愛着と誇りを見出すことを目指す。 |
授業計画 | 1.自己と文化、価値観、アイデンティティとは何か。 2.異文化との共存 3.国際開発論的なアプローチによる異文化との出会い 4.国際経営の歴史的な展開 5.国際労働移動による異文化交流 6.企業文化とは何か 7.企業文化とグローバル経営、グローバル・ビジネスの文化 8.日本の企業文化(1) 9.日本の企業文化(2) 10.アジアの企業文化(1) 11.アジアの企業文化(2) 12.EUの企業文化 13.アメリカ企業と諸外国の企業文化 14.グローバル企業文化のまとめ 15.全体のまとめ・質疑応答・討論 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 各週別の【授業計画】を参考にし、事前配布プリントとテキストの当該部分の予習をしておく。 |
評価方法 | 異なる企業文化を理解した上で、自分なりの接し方、対応策としての理論的な展開を求める。学生が異文化企業と出会い、企業組織の一員になった想定で、自分の存在価値を樹立させる方策をどう述べているかによって評価する。 評価配分は、定期試験(70点)、レポート(20点)、授業取組度(10点)を原則とする。 上記のほか、独創的な考え方を述べた生徒、理論的に分かりやすく説明したもの、上位何人かには点数を上乗せする。 |
テキスト | 李大義著『国際経営と企業文化』中部日本教育文化会 |
その他 | 《学生へのお知らせ》 * 出席率が高く、点数が悪い場合には、授業取組度を考慮し、ポイントを加算する。 * 正当な理由がないままで、レポートの提出期限に間に合わない場合には、減点とする。 * レポートの提出の際、将来のビジネスに生かす為にライティングの習慣をつける事を考慮して手書(ワープロやパソコンは不可)とする。 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-3)。 |