南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
松田 眞一
他の科目との関連
履修対象学科
副題
授業概要  世の中には情報が溢れている。現代人にとって必要なことは、多くの情報の中から重要な情報を抜き出して上手に活用することである。しかし、情報の中でも比較的多い数値情報に限ってみても、その重要性を判断するだけでも容易でないことが多い。この授業では、難解な数学的アプローチは避け、身近な題材で情報判断の基準(偶然の中の規則性)の解説を行うことを目的とする。ただし、授業の2回に1回は実験・レポートを課すのでそのつもりで受講してもらいたい。
学修目標 1. 偶然に関する実験を行い、レポートを作成できる。
2. 情報を適格に認識できる。
3. 偶然の性質を理解している。
4. 情報を用いた判断が行える。
授業計画 第1週 偶然とは何か(乱数編)
第2週 ジンクスについて その1
第3週 ジンクスについて その2
第4週 情報を数値で表す
第5週 偶然とは何か(ゲーム編) その1
第6週 偶然とは何か(ゲーム編) その2
第7週 降水確率とは その1
第8週 降水確率とは その2
第9週 平均や偏差値について その1
第10週 平均や偏差値について その2
第11週 事件や事故は偶然か その1
第12週 事件や事故は偶然か その2
第13週 視聴率とは その1
第14週 視聴率とは その2
第15週 総括
授業時間外の学習(準備学習など) 実験結果の詳細はweb(http://www-p.seto.nanzan-u.ac.jp/~matsu/jugyo/guzen/)に掲示するのでよく復習すること。
評価方法 定期試験7割、レポート3割で評価する。レポートは基本的に時間内に提出してもらう形式であるので出席しないと評価はない。またレポートを一度も提出しなかった者の評価はSとなる。
テキスト プリントおよびWeb教材を用いる。ただし、実験で利用するので、常にトランプをもってくること。
その他 この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-3)。