南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1〜4
担当者
岡田 宏太郎
他の科目との関連
履修対象学科
副題 現代日本の政治
授業概要 自民党政権の時代(1955年以降の、いわゆる「五五年体制」の時代)から、その後の連立政権時代を経て、民主党政権が成立するまでを扱っていきます。自民党支配体制の仕組み、問題点、それがどのように変化し、危機に瀕していくのかに注意しつつ、現代日本の政治の基本的な構造と動態について考察していきます。
学修目標 現代日本の政治の基本的構造、動態を理解していくことを目指します。そのために必要な用語、概念を学び、政治学的に考えるとはどのようなことなのか示していきたいと思います。このことを通じ、政治の動きについて自発的に情報を得て、考えていく契機となるようにしたいと思います。
授業計画 1. ビデオによるイントロダクション(1)
2. ビデオによるイントロダクション(2)
3. 「五五年体制」=自民党支配の成立
4. 選挙制度と自民党の内部構造
5. 「族議員」と政官業の「鉄の三角形」
6. 自民党権力構造とその行き詰まり
7. 保守本流路線と日米安保条約
8. 「五五年体制」における野党
9. 国会運営と「国対政治」
10. 民主党の成立と社会党(社民党)の衰退
11. 国家財政の危機
12. 「政治改革」と「行政改革」
13. 「構造改革」と郵政民営化
14. 日本政治の力学と民主党政権
15. 予備・まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 既に講義したことを前提に次の講義が展開していくので、前回までの重要点を理解した上で講義にのぞむこと、また、講義中に紹介した参考文献で、関心のあるものを自発的に読んでいくことが望ましい。
評価方法 期末の試験による(100%)。
テキスト 教科書は使用しない。参考文献を適宜指示する。
その他 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-3)。