南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
高橋 洋子
他の科目との関連
履修対象学科
副題 近代建築史
授業概要  この講義では、西洋と日本の近代建築デザインの流れを概観し、社会状況や生活様式の変化の中で、近代建築がどのように成立したのか、その過程を知るとともに、様々な時代の価値観の移り変わりと建築様式の関わりについて理解を深める。また、都市景観のなかに織り込まれた建築や都市の歴史、近代都市が生み出した都市周辺の景観と、さらに、新たな社会状況の変化の加わった現代の都市の建築や景観を再検討する。
学修目標 1.社会状況・生活様式の変化の中で、近代建築デザインが成立した過程を理解している。
2.19世紀から現在にいたる欧米および日本の建築デザイン思潮の流れの概略を理解している。
3.生活空間を構成する基本要素である建築の歴史的な変遷を通して、都市の社会的・文化的な意味について理解している。
授業計画 1.西洋近代への胎動
2.近代思想と建築
3.産業革命と建築
4.アーツ・アンド・クラフツ運動
5.アールヌーボー
6.ウィーン・ゼツェッション/ウィーン工房
7.ドイツ工作連盟/ドイツ表現主義
8.バウハウス
9.アールデコ
10.有機的建築—フランク・ロイド・ライト
11.ル・コルビュジェ 
12.ミースファンデルローエ
13.西洋建築を受容した近代の日本
14.建築の保存と再生
15.モダンからポストモダンへ
授業時間外の学習(準備学習など) 授業のはじめに、前回までの講義の流れを概説する。第2週以降は、次週の講義資料を事前に配布するので、予習をしておくこと。
評価方法 定期試験80%、レポート20%により評価する。
テキスト 講義のなかで適宜指示する。
その他 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース」の学習・教育目標に対応する(小項目:A-3)。