南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
三浦 修史
他の科目との関連
履修対象学科
副題  現代社会と健康
授業概要  学校、家庭、職場の環境は厳しさを増し、多くの人々が外界からの強いストレスにさらされています。そのため多くの人達が健康に何らかの問題を持っていると言われます。特に首都圏を中心に、大都市においてこれが著しく、これから社会問題化していくものと思われます。そこで、本講義では、変動する現代社会がもたらすストレッサーとそれに反応する現代人の諸問題について具体的に考えます。
学修目標  いつ眠るのか心配したくなるような大都市の若者達、化石燃料をふんだんに使い明るく照らし出された夜の街へ消えていきます。多くのストレッサーにさらされて疲労する体を回復させるためには睡眠が不可欠です。この授業は、今、生きる社会の健康に関係する問題点を理解し、大学生活のみならず実社会においても生かされるように、健康に生きるための基礎知識の習得を目標にします。
授業計画 第1週 ガイダンス:今年度の健康科学論について説明する
第2週 今年度の話題:社会の健康
    非正規社員が増えている・ロストジェネレーション
第3週 寿命を考える:人はいつまで生きれるか・長寿国日本
第4週 寿命を脅かすもの:リスクファクター
第5週 長寿を脅かすもの:社会心理的要因と虚血疾患
第6週 ストレスと行動パターン:現代社会とストレス
第7週 精神疾患と自殺予防対策を考える
第8週 都市生活と健康:高層住宅と心身の健康・人口超密化と健康
第9週 企業と精神的ストレス:部下にストレスを与えない管理職・大学のスポーツ集団におけるリーダーシップ
第10週 優しさを科学する
第11週 人の生き方を考える
第12週 大学生の心理的問題:無気力症
第13週 眠りの悩みを考える
第14週 嗜好品と健康:喫煙、飲酒の問題
第15週 まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 毎週授業後、復習・予習として出される課題について、1000字程度のレポートを作成して次週の授業時間に提出する。
評価方法  毎週課せられる1000字程度の小レポートを60%、秋学期終了後の3000字程度の最終レポートを40%で評価する。
テキスト  担当者がテキストと資料集を提供する。
その他