南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3
担当者
後藤 邦夫
他の科目との関連 情報科教育法Bを履修するための前提となる科目である。
履修対象学科
副題
授業概要  平成11年3月に行われた学校教育法施行規則の改正によって新設され、平成15年度から実施されている高等学校の教科「情報」を担当する高等学校教諭の普通免許状を取得するための教職に関する専門科目として開講するものである。教科の新設の背景と新設までの経緯、学習指導要領の概要、教科書の内容の例、 学習指導案の作成法などを学修する。平成25年から実施される新学習指導要領についても概要を学ぶ。
学修目標 1)教科「情報」の新設の経緯と趣旨、目標、科目編成を理解している。
2)普通教科「情報」の科目編成と、各科目の目標・内容を理解している。
3)専門教科「情報」の科目編成と、各科目の目標・内容の概略を知っている。
4)教科「情報」を担当する教員に必要とされる知識・技能について知っている。
5)学習指導案を作成することができる。
授業計画 第1週 「情報」の新設の経緯と趣旨
第2週 「情報」の目標と科目編成の概要
第3週 普通教科「情報」の科目編成の概要
第4週 普通教科「情報」の各科目の目標と内容(1)情報A, B, Cに共通な内容
第5週 普通教科「情報」の各科目の目標と内容(2)情報A, B, Cで異なる内容
第6週 専門教科「情報」の科目編成
第7週 専門教科「情報」の各科目の目標と内容(1)普通教科との違い
第8週 専門教科「情報」の各科目の目標と内容(2)実習を重視する項目
第9週 「情報」科担当教員に必要とされる知識・技能について(1)専門知識
第10週 「情報」科担当教員に必要とされる知識・技能について(2)実習の指導
第11週 学習指導案の作成と発表(1)情報機器の活用を中心として
第12週 学習指導案の作成と発表(2)コンピュータを活用した問題解決を中心として
第13週 学習指導案の作成と発表(3)情報通信技術を中心として
第14週 学習指導案の作成と発表(4)情報社会を中心として
第15週 まとめ
第16週 定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 1.受講前に2つのテキストを通読し、「情報」の内容を理解しておくこと。
2.毎回の授業について、予習復習し、疑問点をまとめておくこと。
評価方法  授業参加の積極性(20%)、課題レポート(40%)、試験(40%)で評価する。欠席過多の場合は不合格とする。
テキスト  高等学校学習指導要領解説 情報編、平成12年3月、文部省。現行学習指導要領、文部科学省Webページ  (http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301.htm)
 最新情報B、平成21年1月、実教出版
その他