11062 総合政策プロジェクト研究I・II
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必 |
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春学期 秋学期 |
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久村 恵子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 新たな個人と組織とのかかわり合いとキャリア・マネジメント |
授業概要 | ゼミナール形式の少人数教育で専門領域について理解を深める。各学生が専門領域を深めながら、自分のプロジェクト(テーマ)とする問題を発見するのを手助けし、また問題解決のために必要な知識・理論・データ・手法についてはゼミナールの共通のプロジェクトとして設定し指導する。 |
学修目標 | 1. 組織で働く人々のキャリアに関する基礎知識な知識を習得する。 2. グループ研究を通じて行動科学に必要な調査方法や統計・解析方法を習得する。 3. 組織で働く人々のキャリアをめぐる問題に関する理解を深め、解決への実証的な提言ができるようになる。そして、卒業論文のテーマを発見する。 |
授業計画 | 本プロジェクト研究では、学際的なテーマである「キャリア—人々の職業人として軌跡—」に焦点を当て、人々がキャリアを発達させる過程(=キャリア発達段階)やその段階で直面する様々な問題・課題について、心理学、社会学、人的資源管理などの様々な視点から基礎的かつ応用的に学習を進めつつ、「新しい個人と組織とのかかわり合いのあり方」を探索する。 プロジェクト研究I(春学期) 1.ガイダンス 2.事前課題に関する報告 3.キャリアに関する基礎知識と実習1 4.文献講読1—職業の選択— 5.文献講読2—組織社会化— 6.実習2 7.文献講読3—組織コミットメント— 8.文献講読4—仕事への動機づけ— 9.実習3 10.文献講読5—職務満足— 11.文献講読6—メンタリング— 12.グループ研究の進め方1—テーマ、フレームワーク、文献調査— 13.文献講読7—ワークグループ— 14−15.グループ研究の計画書の作成と報告 プロジェクト研究II(秋学期) 1.グループ研究進捗状況の報告1 2.グループ研究の進め方2—アンケート調査の仕方— 3.文献講読8—ジェンダー化する組織— 4.文献講読9—職業性ストレス— 5.実習4 6.グループ研究の進め方3—報告書の書き方— 7.グループ研究の中間報告 8.グループ研究の進め方4—数量的データの扱い方— 9.グループ研究の進め方5—SPSSの使い方— 10.文献講読10—失業と影響— 11.文献講読11—学術論文を読む— 12−13.グループ研究の進め方6—プレゼン資料の作成— 14.グループ研究 成果報告1 15.グループ研究 成果報告2 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 1.授業の前準備として、事前課題を1回目の授業時に提出すること。 2.2回目以降について、ガイダンス時に配付するスケジュール・担当表に基づき、該当文献を読みレジュメ、報告資料の作成、実習レポートの作成をしておくこと。 |
評価方法 | 報告・討論への参加態度(30%)、提出課題(30%)、レポート(40%)により評価する。 |
テキスト | 基本文献:宗方比佐子・渡辺直登(編)『キャリア発達の心理学』(川島書店) その他の文献および実習のための教材については随時指示する。 |
その他 | 実習代として¥1,500〜¥2,000程度必要 |