11201 環境学概論
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜 |
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藤本 潔 江田 信豊 成田 靖子 鶴見 哲也 前田 洋枝 |
他の科目との関連 | 各教員が担当する環境系学科科目を履修予定の学生は本科目を履修しておくことが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 「環境学」という学問は実に様々な視点や専門分野から成り立つ総合科学であり、大学の講義においてもそれぞれの大学や学部の目指すところによって講義内容は大きく異なる。本学総合政策学部環境政策系は、環境政策の立案やそのために必要な研究を行うことを目的としていることはいうまでもない。本講義では、そのためにはどのような視点や専門的知識が必要になるのかについて、学科科目で環境系科目を担当する教員がそれぞれの専門的視点からオムニバス形式で概説する。 【学習目標】 環境政策立案のためにはどのような視点や専門的知識が必要になるかを正しく理解する。 |
学修目標 | |
授業計画 | 1.総合政策学部で学ぶ環境学とは?(藤本) 2.現代の環境問題について考える(藤本) 3.地域の環境をいかに捉えるか(1)自然環境の捉え方(藤本) 4.地域の環境をいかに捉えるか(2)社会環境の捉え方(藤本) 5.生態系の概念と日本の生物相(江田) 6.里山環境の保全(江田) 7.欧米の自然環境保全の現状(江田) 8.水環境と衛生(1)飲料水の危険性 過去と現在(成田) 9.水環境と衛生(2)飲料水の砒素による汚染 バングラディシュでの実例(成田) 10.水環境と衛生(3)人の健康偏重の環境規制 人間だけ安全ならばよいのか(成田) 11-13.環境と経済について(鶴見) 14.環境と社会心理(1)環境をめぐる社会的ジレンマと人々の行動(前田) 15.環境と社会心理(2)社会心理学から見た環境政策と人々の行動(前田) |
授業時間外の学習(準備学習など) | 各担当者が指示する課題(レポート)を作成する。 |
評価方法 | 各担当者が課すレポート(各20点)の合計点で評価する。 |
テキスト | 適宜、資料を配布する。 |
その他 | この科目は環境政策を考えるための基礎的事項を学ぶ科目であるため1〜2年時に履修することが望ましい。 |