11203 マクロ経済学
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜 |
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村松 久良光 |
他の科目との関連 | ミクロ経済学、労働経済論、総合政策論III(労働問題と政策) 国際貿易論、国際金融論、経済政策論 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | マクロ経済学は、生産活動を行う企業部門、消費活動を営む家計部門、公共財の提供や政策を司る政府部門、そして貿易や海外投資を国内とやり取りする海外部門の4つの部門から一国経済が構成されると捉える。そして、主体の行動を分析し、その相互作用から総体としての産出量であるGDPの決定メカニズムを説明し、失業やインフレの発生とその制御のための政府の基本的な政策、マクロ経済における金融の役割、貿易、為替レートの効果などを学ぶ。 |
学修目標 | GDPの測定の仕方、その構成と決定メカニズムの基本を理解させる。 |
授業計画 | 下記のテキストに基づいて、講義を進める。 1 イントロダクション 2 日本経済はどう動いたのか 3、4 GDPの概念と物価指数 5 ISバランスと国際収支表の構成 6 マクロ経済分析の基本的枠組み:短期と長期 7 所得はどのようにして決まるのか 8 貨幣の需給と利子率 9 IS—LM分析と財政金融政策 10 国際マクロ経済学(一部) 11 短期モデルと長期均衡モデルの比較 12 物価水準はどのようにして決まるのか 13 インフレーションと失業 14 マクロ経済政策の有効性について 15 まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 日頃、新聞の経済記事をよく読むこと。 |
評価方法 | 講義への熱心度(5%)と定期試験の結果(95%)から評価する。 |
テキスト | 大竹文雄『スタディガイド入門マクロ経済学第5版』(日本評論社、2007) この本は、中谷巌『入門マクロ経済学(第5版)』の要点解説・問題集である。授業では元の本で説明しながら(指定図書)、必修のテキストとしてはスタディガイドを当て、各自が問題を解きながら理解を深めることを期待する。 |
その他 |