11223 会計学
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜 |
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亀井 孝文 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 一般に「会計」というのは馴染みにくいという印象をもつことが多いが、どのような職業に就いても会計と無縁では過ごせない。また、経済活動を貨幣計数的に把握する手段はほとんど会計の役割であるといっても過言ではない。 そこで、将来社会人となったときに知っておくべき会計の最も基本的な概要を大きな観点から講述する。 |
学修目標 | (1)ひとくちに会計といっても財務会計、管理会計、公会計、環境会計等があり、それぞれ国内外にわたる理論研究と制度研究が行われるなど、その対象や方法には多様な内容があることを理解する。 (2)会計理論に関する基礎的な知識を習得すること。 (3)日本における会計制度の生成発展と現行制度の概要を知ること。 (4)会計がもつ社会的役割を理解すること。 |
授業計画 | 1.現代社会と会計の役割 2.簿記・会計の基礎概念 3.複式簿記の基本的手続 4.財務諸表の作成—決算の手続き— 5.株式会社のしくみ 6.日本の企業会計制度 7.損益計算書のしくみ 8.貸借対照表のしくみ 9.財務諸表の分析—会計情報の利用— 10.会計の国際化 11.会計の監査 12.管理会計と原価計算 13.税務会計 14.会計専門職のすすめ—公認会計士・税理士の業務と試験制度— 15.講義の総まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | |
評価方法 | 定期試験による(評価の割合100%)。 |
テキスト | 日本大学会計学研究室編『はじめての会計学』、森山書店 2007年 |
その他 | 「簿記原理」を履修した学生は本講義履修前または履修途中で日本商工会議所主催の簿記検定3級を受験すると理解度が深まる。また、「簿記原理」未習の学生もいずれかの時点で同検定を受験することを念頭に講義に出席すると効果的である。 |