南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
2
担当者
寳多 康弘
他の科目との関連 経済学、ミクロ経済学、マクロ経済学
他学科履修 不可
副題  国際経済:WTO、貿易政策、FTA、対外・対内直接投資、貿易と環境、貿易と援助
授業概要  本科目では、問題発見・設定から、政策的課題を取り巻く社会的状況の認識、合理性・効率性および異なる価値観に配慮した政策合意形成のプロセス、さらに 施行される政策の波及効果やその評価など、政策にかかわる一連のプロセスを確認する。次に、具体的課題を取り上げ、それを取り巻く社会的状況や多様な価値観の認識に関わるディベート、問題解決に必要な資料(データ)収集と分析、それら論理的思考および科学的・合理的根拠に基づいた政策提言・政策立案、あるいは政策評価に関する実習などを行う。ただし、担当教員の基礎とする学問分野により、課題設定やトピックスに多様性はある。
学修目標  本科目は、基礎演習および総合政策入門を踏まえた上で、政策形成プロセスの基礎を模擬的、体験的な学習を通じて修得する。
授業計画  1〜2. テーマの決定及び計画書の作成・報告
 3〜4. 資料の収集・整理
 5〜6. 現状・制度の理解
 7〜8. 国際経済問題の把握及びアプローチの決定
 9〜10. 政策の内容の理解
 11〜12. 政策の効果・問題点の把握
 13〜15. まとめ及び成果のプレゼンテーション
授業時間外の学習(準備学習など)  授業で配布する文献リストの中で指示したものについて予習・復習をすること。
評価方法  報告70%、期末レポート30%により評価する。
テキスト  授業中に指示する。
その他  注意事項:履修希望者は、必ず最初の授業に出席すること。最初の授業に欠席した者は、履修できない場合がある。また、経済学の基礎的な知識を前提とする。授業の準備などを積極的に行う学生の参加を待っています。