11356 宗教と文明
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜 |
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VOLPE Angelina |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 本講義の目的は二つに分かれている。まず、世界文明と宗教心の間の密接な関りを分析する。どのような時代、文明、文化においても人類が神の探求を続けてきたことは確かである。ここでは、自然的宗教から物質的無神論までを対象として、宗教心と宗教を考える。第二は、世界情勢を見ながら、文明と文明、宗教と宗教の衝突を分析し、その裏にある現実的な原因を調べる。 |
学修目標 | 時代や文化、また宗教観が異なったとしても、なぜ宗教は常に人間の社会的行為の中に存在し続けるのか、そして現代の国際社会における宗教の役目とは何であるかを考察することがこの講義の主な目標である。 |
授業計画 | 1. 理性と宗教心 2. 宗教心と宗教は同じものであるか 3. 古代人類と宗教心 4. メソポタミアの神観 5. 古代エジプトの神観 6. 古代ギリシアの神観 7. イスラエルの唯一の神 8. 18・19世紀ヨーロッパの反キリスト教思想 9. 無神論は合理的であるか 10. 現代日本の宗教アレルギー 11. 9・11から文明と宗教の衝突:その原因 12. 政治経済の道具としての宗教 13.14.政治と宗教の衝突:トマス・モアのケース 15. まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | 配布された資料に関する感想・質問等の準備。 |
評価方法 | 定期的小レポート(30%)、期末レポート(70%)。 |
テキスト | 配付 |
その他 |