11411 総合政策論I(現代企業論)
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜 |
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山本 郁郎 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 日本の企業システム成立の根拠を市場の不確実性をコントロールするための「柔軟な内部化」としてとらえ、その視点から株の持ち合いと企業集団、系列下請関係、雇用と人材育成システムについて説明するとともに、バブル崩壊以後、90年代のグローバル化の進展に対する適応の過程で、日本の企業システムがいかなる変容を経験したかを、雇用システムを中心に解明する。 |
学修目標 | 1.企業組織の成立を市場の不確実性の克服という視点から理解する。 2.日本の経済発展を支えてきた企業システムの特質について理解する。 3.バブル崩壊後、90年代を通じて進行した企業システムの変化の過程をその要因について理解する。 4.グローバル化により日本企業が直面する課題とそれへの対応について理解する。 |
授業計画 | 1.講義の課題と視点 2.3.企業とは何か—市場と内部組織— 4.株の持ち合いと企業集団 5.6.中小企業と系列取引関係 7.8.日本的雇用システムの形成と歴史的条件 9.10.仕事と賃金—人材育成システムと内部昇進制— 11.企業内労働組合と労使関係 12.〜14.グローバル化と雇用システムの変容 15.講義のまとめと定期試験 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業はあらかじめ配布する資料に沿って行われる。資料は必ず事前に読んでおくこと。 配付資料および講義の中で参照すべき文献について指示を行うので、各自当該文献にあたり治験を確実にするとともに、疑問に感じた点などは講義中に質問の形で提起すること。 |
評価方法 | 学期末定期試験(90%)の成績および授業参加度(10%)に基づいて成績評価を行う。 |
テキスト | 各単元ごとにレジュメを配布する。 |
その他 | 参考文献はそのつど指示する。 |