南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
2〜
担当者
前田 洋枝
他の科目との関連 環境学概論、環境社会学、総合政策論II(環境政策論)
他学科履修
副題 環境政策における市民参加と合意形成
授業概要  公共政策(主に環境政策)における市民・行政・事業者・NPO/NGO・専門家の参加による合意形成の必要性を論じた上で、手法と実際の事例を幅広く示す。
学修目標  公共政策における市民・行政・事業者・NPO・NGO・専門家の参加による合意形成の必要性を理解する。
 参加手法を具体的な事例により理解することで、各手法の長所・短所や適切な活用に関して理解する。
授業計画 1.イントロダクション:「民意」を明らかにするには?
2.公共計画における環境配慮はなぜ困難か
3.市民参加に関する理論と環境NPO/NGOの位置づけ(1)(欧米の市民参加の歴史)
4.市民参加に関する理論と環境NPO/NGOの位置づけ(2)(日本の市民参加の歴史)
5.環境NPO/NGOによる政策提案
6.行政・市民・環境NPOによる環境計画作りと信頼形成
7.参加手法のもう1つの背景:参加型テクノロジーアセスメントの必要性と発展
8.専門家・環境NPOと地域の協働による環境保全・環境教育とその効果
9.市民参加・合意形成手法の分類とその概要
10.地域再開発における市民参加
11.健康政策における市民参加
12.賛否が拮抗する事例での市民参加
13.ハイブリッド型会議による環境計画策定への市民参加
14.地球環境政策における市民参加
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など)  配布資料、授業内で提示した参考文献による復習
評価方法  毎回のコメント課題が30%、期末試験が70%
テキスト  授業全体を通してのものは特に指定せず、講義資料を中心に授業を進める。
その他