南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜
担当者
西村 貞雄
他の科目との関連
他学科履修
副題 アメリカ経済の特質──自由競争と政府の役割
授業概要  アメリカ経済の歴史的発展を素描した後、第二次世界大戦のアメリカの経済問題をマクロ経済問題を中心に重点的に説明する。生産性上昇率停滞、失業率と完全雇用、ドルと貿易赤字、所得分配の不平等化、その他の問題を経済学的な視点から説明する。
学修目標  アメリカ経済を特徴付け、その政策運営に反映する考え方を理解し、経済学的観点から理解する。
授業計画  まずアメリカ経済の歴史的発展を素描して「自由競争」がどのような意味を持っているかを説明し、20世紀に入ることから「政府の経済的役割」が増大していった背景を説明する。その上で第二次大戦後のアメリカ経済に議論を移し、その二つの視点から戦後のアメリカ経済の流れをどのように理解すべきかを説明する。最後に金融不安など現代アメリカ経済の直面する問題をいくつか取上げる予定である。

1〜3(1)アメリカ経済発展の
1.アメリカの経済発展と自由市場経済システム
2.市場の変質:独占と反トラスト法
4〜6(2).経済体制の変容とマクロ経済の動き
3.繁栄の20年代
4.大恐慌
5.New Deal
7〜15(3)現代のマクロ経済運営
6.戦後のアメリカ経済
7.Activistsの時代
8.70年代の経済的混乱
9.レーガノミクス
10.90年代の好調とNew Economy
11.サブプライムローンと金融危機
12.金融危機の国際的波及
授業時間外の学習(準備学習など) 時事経済問題等に関心をもつこと。
評価方法 定期試験の成績による。
テキスト テキストは使わず、プリントを配布する。
その他