11647 経営分析論
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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3〜 |
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亀井 孝文 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 経営分析は企業の健康診断、体力測定である。われわれの身体と同様、企業にとって経営活動を継続するために組織や経営方法に問題はないかどうか、新しい事業を行うのに総合的な力を十分に持っているかどうか等は重要な意味をもっており、それをさまざまな分析手法を用いて調べるのが経営分析である。 本講義では、諸君が就職候補として考えている企業の分析、社会人となってから企業人としての必須の基本的知識を講述する。 |
学修目標 | (1)新聞の企業財務の分析に関する記事が理解できるようになること。 (2)会計情報を見て財務状況の概要を評価できる“勘”を身につけること。 (3)就職活動にさいして自分の志望会社の簡単な経営分析ができるようになること。 (4)表計算ソフトの最も基本的な入力操作、関数および簡単な数式の利用ができるようになること。 (5)希望すれば表計算ソフトのマクロ・インストラクションにも習熟することができるようにすること。 |
授業計画 | 1.経営分析の基本的な意味と目的 2.支払能力の分析 3.財務安定性の分析 4.資金運用力の分析 5.収益性分析の意味 6.資本利益率の分析 7.売上高利益率の分析 8.損益分岐点と限界利益分析 9.生産性の分析 10.キャッシュ・フロー計算書の意味 11.パソコンを利用した実際企業の分析(1) 12.パソコンを利用した実際企業の分析(2) 13.パソコンを利用した実際企業の分析(3) 14.パソコンを利用した実際企業の分析(4) 15.講義の総まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | |
評価方法 | パソコン実習とそのレポート40%、期末試験60%の割合によって評価する。 |
テキスト | 倉田三郎・藤永 弘・石崎忠司・坂下紀彦著『入門経営分析(四訂版)』、同文舘 2008年 |
その他 | パソコンによる経営分析実習は毎回の出席とともにレポート提出を求める。授業において指定する表計算ソフトを実習開始前までにある程度独習しておくと効果的である。なお、レポート提出は任意であるが、パソコン実習に関心を持てない学生、または、毎回の提出にかなりの負担感をもつ学生には本講義は不向きである。 パソコン実習のための教室の制約から受講者数を制限することがある。 |