11657 環境社会学
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜 |
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前田 洋枝 |
他の科目との関連 | 環境学概論、総合政策論II(環境政策論)、総合政策論I(公共政策論)2 |
他学科履修 | 可 |
副題 | 環境問題と社会、人々の態度・行動 |
授業概要 | 前半は主に人々の環境問題の捉え方に関する環境社会学の理論を紹介する。後半は主に環境社会心理学の人々の環境配慮行動の意思決定モデルを基に、環境配慮行動を促進するアプローチとその効果を事例も交えて紹介する。 |
学修目標 | 環境社会学の基本的な概念・理論(受益圏・受苦圏や資源動員論、集合行為論)を理解する。 環境配慮行動の意思決定モデルとこれに基づいた環境配慮行動促進のアプローチがなぜどのような効果があるのか理解する。 |
授業計画 | 1.イントロダクション:人間社会と環境を考える 2.環境リスクを私たちはどう捉えるのか 3. 社会的コンフリクト事態〜受益圏・受苦圏から考える環境問題 4. 社会的ジレンマとしての環境問題 5.人々の環境配慮行動を規定する要因は何か 6.資源枯渇型ジレンマと人々の態度・行動 7.環境汚染型ジレンマと人々の態度・行動 8.コミュニケーションにより環境行動を広める 9.環境行動を促進阻害する要因をコントロールする 10.環境行動の動機や意図を高める 11.環境行動を普及するためのアクションリサーチ 12.環境ボランティア活動を促すためのエンパワーメント 13.環境計画への市民参加 14.社会運動と環境問題〜資源動員論と集合行為論 15.まとめ |
授業時間外の学習(準備学習など) | テキストや講義資料での復習 |
評価方法 | 毎回のコメント課題が30%、期末試験が70% |
テキスト | 高木修(監)・広瀬幸雄(編) 環境行動の社会心理学——環境に向き合う人間の心と行動—— (シリーズ21世紀の社会心理学11) |
その他 |