33561 マルチメディア情報通信[SE]
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選 |
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春学期 |
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奥村 康行 |
他の科目との関連 | 微積分学I・II、線形代数学I・II、通信理論の知識が必要である |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
授業概要 | 現代の情報通信では文字、音声、画像などのマルチメディア情報を効率よく伝送することが不可欠である。 本講義では、高速ネットワークを用いてマルチメディア情報を伝送するためのディジタル表現方法、符号化、帯域圧縮などの基礎技術について解説する。 |
学修目標 | 1.マルチメディア通信システムのモデル化手法を知っている。 2.基本的な帯域圧縮を理解している。 3.代表的な通信プロトコルについて知っている。 4.品質保証の基礎技術を知っている。 |
授業計画 | 1.マルチメディア情報とそのディジタルの表現 2.映像フォーマット 3.信号のスペクトル その1(離散スペクトル) 4.信号のスペクトル その2(離散スペクトルの演習) 5.音声の符号化(PCM方式) 6.エントロピーとハフマン符号化 7.可逆圧縮符号化 その1(適応ハフマン符号化) 8.可逆圧縮符号化 その2(算術符号化) 9.可逆圧縮符号化 その3(LZW符号化) 10.ディジタル信号処理 11.画像情報の圧縮符号化 その1(1次元DCT) 12.画像情報の圧縮符号化 その2(2次元DCT) 13.画像情報の圧縮符号化 その3(ランレングス符号化) 14.画像情報の圧縮符号化 その4(動き補償) 15.総まとめと今後の展望 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業の前準備として「微積分学I・II」で学んだ積分、「線形代数学I・II」で学んだ正規直交基底、ならびに「通信理論」で学んだハフマン符号化を復習しておくこと |
評価方法 | 授業中に行う課題演習20%、定期試験80%で評価する |
テキスト | 講義資料を配布する |
その他 | 授業で課題演習を行うので、毎回A4版レポート用紙を持参すること。 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース(ソフトウェア工学科・システム創成工学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:D-4)。 |