南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3
担当者
横森 励士
金山 知俊
他の科目との関連 ソフトウェア工学基礎を事前に履修していることが望ましい
他学科履修
副題
授業概要 ソフトウェア工学基礎の内容を踏まえ、ソフトウェア開発の各フェーズにおいて用いられる様々な技法について、その概略を学ぶ。これらの技術の概略を学ぶことで、ソフトウェア開発の各フェーズにおいて、どういう点が問題になり、どのような対策がとられているかを理解する。また、ヒューマン・コンピュータ・インタフェース技術として、人の立場にたった情報機器との対話の方法や利用のありかたとその実現技術についても学ぶ。
学修目標 1.ソフトウェア開発プロジェクトにおける管理の役割を知っている。
2.ソフトウェア開発における要求工学の意義について知っている。
3.ソフトウェア開発におけるテスト技法について、その意味を知っている。
4.ソフトウェア開発における保守の役割とその重要性を知っている。
5.情報機器との対話・利用のありかたと実現技術を知っている。
6.2次元画像の構築方法について知っている。
授業計画 第1週 復習 ソフトウェア工学とその意義
第2週 プロジェクトの計画と管理
第3週 要求分析
第4週 システム設計
第5週 プログラミングとテスト
第6週 システムの出荷と保守
第7週 製品,プロセス,資源の評価と改善
第8週 ヒューマン・コンピュータ・インタフェース技術の歴史と概略
第9週 現代における情報機器とインタフェース(種々の入力システム,出力システム)
第10週 人と情報機器との協調動作の種々の形態とモデル
第11週 インタフェース技術としてのコンピュータグラフィックス
第12週 2次元画像処理
第13週 2次元図形表示,変換
第14週 インタフェースの評価方法
第15週 まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 講義資料もしくは教科書を事前に目を通し、予習をしておくこと。
横森担当分:ソフトウェア工学基礎で基本的なことを理解していることを前提とした講義となるので、関連する部分を復習しておくこと。
金山担当分:ベクトルや行列を用いるので、線形代数について復習しておくこと。
評価方法 2名の教員がそれぞれ前半(横森)、後半(金山)を担当する。それぞれの教員が担当分について課題を出題する。各50%の配分で評価を行い、総合的に判定を行う。
横森担当分:各回の演習問題が30%、最終回のレポートが20%で評価する。
金山担当分:隔週で演習問題を課す。演習問題30%、最終レポート20%で評価する。
テキスト 横森担当分:毎回の講義について、講義資料をWebに掲載する。
金山担当分:Webに講義資料を掲載する。必要に応じて配付資料を用意する。
その他 この科目は、次の JABEE 対応コース「情報技術専修コース(ソフトウェア工学科・システム創成工学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:D-4)