南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3
担当者
蜂巣 吉成
他の科目との関連
他学科履修
副題
授業概要  Java言語を用いてオブジェクト指向ソフトウェアの基本的な概念、および、実際的なプログラミング技術の修得を目的とする。そのために、基本的なプログラミング課題を例として用い、いくつかのJavaプログラムを実際に作成する。
学修目標 1.カプセル化、情報隠蔽、抽象データ型の概念を理解している。
2.クラスの継承、is-a関係を理解している。
3.多態性(ポリモルフィズム)の概念を理解している。
4.Java言語を用いた基本的なプログラムの設計、実現、テスト、デバッグの方法を理解している。
5.Java言語でカプセル化、継承、多態性がどのように実現されているか理解している。
6.例外によるエラー処理について理解している。
7.Javaプログラムの実行の仕組みを理解している。
8.手続き型指向言語とオブジェクト指向言語の違いを理解している。
授業計画 第1週 オブジェクト指向プログラムの概要
第2週 Javaプログラムの基礎1(Javaの基本,コンパイル,実行)
第3週 Javaプログラムの基礎2(変数,式と演算子)
第4週 制御構造,配列
第5週 クラスの基本(クラスの宣言,オブジェクト,メソッド)
第6週 クラスの機能(アクセス制御,オーバロード,コンストラクタ)
第7週 クラスの利用(クラスライブラリ,Stringクラス,クラス型変数)
第8週 新しいクラス(継承,オーバライド)
第9週 クラスとオブジェクト
第10週 クラスの継承
第11週 抽象クラスとインタフェース
第12週 多態性
第13週 例外処理
第14週 総合演習
第15週 まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 1.プログラミングI・II・III、プログラミング実習I・II・IIIで学んだC言語プログラムについて復習しておくこと。
2.授業計画を参照して、テキストの該当部分の予習をしておくこと。
3.毎回、演習問題を出題するので、解答し、復習すること。
評価方法 レポート50%、定期試験50%で評価する。
テキスト 「やさしいJava 第4版」 高橋 麻奈,Softbank Creative
(参考書)
「やさしいJavaプログラミング」 千葉 滋, アスキー出版
その他 他学科の学生が履修する場合は、ネットワークに接続できて、Webページを見ることのできるノートPCをもっていることを条件とする。
この科目は、次のJABEE対応コース「情報技術専修コース(ソフトウェア工学科・システム創成工学科・情報システム数理学科)」の学習・教育目標に対応する(小項目:D-3)。