南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
星野 昌裕
講義題目
開講キャンパス 瀬戸キャンパス、名古屋キャンパス
授業概要 日本とあらゆる面で強い結びつきをもつ東アジア諸国の政治、経済、社会、安全保障問題を現代政治史の視点から検討し、東アジア政治の展望と課題について議論する。
学修目標 現代東アジアの政治を学術的に分析するための研究手法を修得してもらう。
授業計画 以下のスケジュールにしたがって、演習形式(受講者の報告による討論)による授業を行う。
1.現代東アジア政治の分析枠組
【2〜5:中国近現代史】
2.中華人民共和国成立の意味
3.毛沢東時代の中国
4.ワャ平時代の中国
5.江沢民・胡錦濤時代の中国
【6〜14:中国・北朝鮮関係】
6.中国人民志願軍撤退と台湾海峡危機
7.友好協力相互援助条約と対米認識の共有過程
8.中ソ論争と北朝鮮の革命路線
9.両国関係修復の政治力学
10.米中接近と北朝鮮の対米直接交渉提案
11.改革開放路線と体制護持の相克
12.中朝関係の構造的変質
13.伝統的関係の終焉
14.二国間関係から多国間関係へ
15.まとめ
授業時間外の学習(準備学習など) 報告者は、テキストに従ってレジュメを作成すること。報告者以外の受講生は、毎回の授業において、テキストを読んで考えたことを400字にまとめてくること。
評価方法 報告と討論(50%)、レポート(50%)で評価する。
テキスト 国分良成編『現代東アジア』(慶應義塾大学出版会、2009年)
平岩俊司『朝鮮民主主義人民共和国と中華人民共和国』(世織書房、2010年)
その他