96166 信頼性工学研究
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選 |
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春学期 |
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2 |
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1・2 |
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尾= 俊治 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
授業概要 | 確率論を用いた信頼性の理論を解説する。現在の高度情報化社会は、高信頼度コンピュータシステムが支えている。この高信頼度システムの基礎的な概念であるフォルトトレラントシステム、コンピュータと情報ネットワークの信頼性について学ぶ。確率論の応用として、理論的な解説を行なうとともに応用例を数多くあげ、実践的な能力を養成する。 |
学修目標 | 1.簡単な分布の故障率とその特性を理解している。 2.指数分布、ガンマ分布およびワイブル分布を理解している。 3.簡単なシステムの信頼度関数を計算できる 4.実際問題をモデリングする方法を知っている。 |
授業計画 | 信頼性工学について以下の項目について講義を行う。 1. コーヒレント・システムの解析 2. 信頼度関数とその計算法と上下限 3. 故障率とその性質 4. 寿命分布としての指数分布とガンマ分布 5. ワイブル分布とワイブル確率紙 6. ハザード関数の性質とハザード確率紙 7. 指数分布に従うデータの統計解析 8. 信頼性データの統計解析 9. マルコフ過程で記述されるシステムの信頼度解析 10. 再生モデルとその応用 11. マルコフ再生過程とその性質 12.年齢取替問題と発注取替問題 13.フォルトトレラントシステム 14.フォルトトレラントシステムの信頼性評価 15.総括 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業後2時間程度の復習を要す。例えば、関連研究等に関する参考文献を調査すること。 |
評価方法 | 授業中に出す4回の課題のレポート100%で評価。 |
テキスト | 配布資料等による。 |
その他 |