南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
MUNCADA, Felipe
講義題目 経済成長モデルと開発経済学
開講キャンパス 瀬戸キャンパス 名古屋キャンパス
授業概要  ヒトの国際移動は、近代世界の重要な特徴のひとつである。旧世界から新世界へ、人口の稠密地域から人口希薄地域へ、低賃金地域から高賃金へとヒトの流れは、多くの多民族国家を生み出した。1950年代以降、交通通信手段の発達と経済グローバル化の進展にともない、開発途上国から先進国へ向かうヒトの国際移動は、ますます増加している。本講義では、移民を中心とする労働力の国際移動、戦争、紛争、災害から生じる難民の国際移動、そして、それらが生み出すさまざまな問題及びその解決法を考蔡する。
学修目標  現代世界におけるヒトの国際移動について、知識を集積し、その多面的な要因を分析するとともに、ヒトの国際移動から発生する問題—例:人権、子供の教育、人身売買、犯罪の増加だどーを多様なアプローチによって考蔡し、それらに対応する有効な政策を探求する。
授業計画 1・授業の紹介
3・現代事情・移民・日本にいる外国人
4・移民論
5・移民論
8・移民のプラスとマイナス点
9・移民に関わる課題1 人権問題
10・移民に関わる課題2 子供の教育
11・移民に関わる課題3 犯罪の増加
12・移民に関わる課題4 人身売買
13・移民に関わる課題5 家族関係の変化
14・多文化の実現−1
15・多文化の実現—2
16・定期試験
授業時間外の学習(準備学習など) 授業計画および担当教員の指示も参考にしながら、関連文献・資料を入手・熟読の上、各自の問題意識を明確にしてから授業に臨むこと。
評価方法 Written and Oral Reportsが60%、Final paperが40%
発表とレポートは60%、最終レポートは40%
テキスト なし
その他 Ananta, Aris and Evi N. Arifin. Ed. International Migration in
  Southeast Asia. Institute of Southeast Asian Studies.
  Singapore. 2004.
Hammar, Tomas et.al. Ed. International Migration, Immobility and
  Development: Multidisciplinary Perspectives. Oxford
  International Publishers Ltd. 1997.
依光、正哲『日本の移民政策を考える:人口減少社会の課題』
  明石書店. 2006.
宮島 喬『共に生きられる日本へ:外国人施策とその課題』
  有斐閻選書,2003。

英語力が必要・最低でも英語の文献が理解できる学生が良い。