97151 組込みソフトウェア工学
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1・2 |
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横山 哲郎 |
講義題目 | |
開講キャンパス | 瀬戸キャンパス 名古屋キャンパス |
授業概要 | 組込みシステムのソフトウェア開発技術を学ぶ。組込みシステムとは、家電製品や産業機器を制御するために機器に組み込まれた計算システムであり、その技術は我が国において比較的国際競争力が高いと考えられている。本講義では、ソフトウェア工学のバックグラウンドを有する受講者に対し、組込みシステムの定義、構造、特性、応用などを概括して提示し、これらがソフトウェア設計にどのような影響があるのかを解説する。組込みソフトウェア開発に必要な知識は多岐に渡るが、例えば、ハードウェアに対する知識などは受講時に前提としないので安心して欲しい。後半では、受講者が各自の興味に基づき文献を選択して、レビュー、レポート作成、プレゼンテーションを行ってもらう。 |
学修目標 | 1.組込みソフトウェアの特性を説明できる。 2.組込みソフトウェアの開発プロセスを理解している。 3.組込みソフトウェアの振舞いの設計方法を理解している。 4.組込みソフトウェアのタスク設計を理解している。 5.組込みソフトウェアのタイミング設計を理解している。 6.組込みソフトウェアの省資源設計を理解している。 7.組込みソフトウェアの検証,検査,試験の意味を理解している。 |
授業計画 | 1.イントロダクション 2.組込みソフトウェアの開発プロセス 3.組込みソフトウェアの振舞いの設計方法1 4.組込みソフトウェアの振舞いの設計方法2 5.組込みソフトウェアのタスク設計方法 6.組込みソフトウェアのタイミング設計とスケジューリング1 7.組込みソフトウェアのタイミング設計とスケジューリング2 8.組込みソフトウェアの省資源設計方法 9.組込みソフトウェアの検証,検査,試験 10.組込みソフトウェアのドメイン/プロダクトライン 11.組込みソフトウェアの応用1 12.組込みソフトウェアの応用2 13.課題のプレゼンテーション1 14.課題のプレゼンテーション2 15.課題のプレゼンテーション3 ※順番は変更されることがある。 |
授業時間外の学習(準備学習など) | 授業後2時間程度の復習を要す。例えば、関連研究等に関する参考文献を調査すること。 |
評価方法 | レポート70%、プレゼンテーション30%により評価する。期末テストは行わない。 |
テキスト | 特に指定しない。 |
その他 | 必要に応じて、適宜、資料を配布する。 |