00556 性と生命における人間の尊厳
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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大橋 真砂子 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 死者の尊厳 |
講義内容 | 本講義では「人間の尊厳」に関連して、性や生命の問題を倫理の観点から考察する。そのために、従来の生命観がいかなるものであったかを検討し、また現代を性と生命に対する考え方が著しく変化しつつある時代として捉え、この変化に関わる様々な要因、たとえばジェンダーの問題や性意識あるいは結婚観の変化を考察し、また急激な進歩を遂げている生命科学や医療技術のあり方、そしてそれに呼応するかたちで展開している生命科学論や生命倫理学の内容がいかなるものであるかを検討する。 |
講義計画 | 1.宗教における死と来世(1):キリスト教における死生観 2.宗教における死と来世(2):仏教における死生観 3.宗教における死と来世(3):日本人の霊魂観 4.歴史と死者(1):消された名前 5.歴史と死者(2):ホロコースト 6.歴史と死者(3):靖国問題 7.宗教と犯罪 8.ハンセン病と現代社会 9.現代社会と死(1):殺人と死刑 10.現代社会と死(2):脳死と臓器移植 11.現代社会と死(3):安楽死と尊厳死 12.葬儀の諸相 |
評価方法 | 出席状況およびレポートにより評価する。 |
テキスト | 参考文献を適宜紹介する。 |
その他 |