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他の科目との関連
履修対象学科	全
副題	第三世界の諸問題
講義内容	本講義では「人間の尊厳」を民族問題との関連で考察する。そのために、現在世界各地で起こっている民族対立や地域紛争、構造的暴力としての南北問題、先住民権問題、貧困と搾取、また様々な領域での差別問題の現状に眼を向け、そこに見られる人権侵害の内容とその要因を見極め、「人間の尊厳」の回復がこのような問題領域でいかに可能であるかを一緒に考える。
講義計画	１．現代世界の構造と第三世界諸国の立場２．現代世界における民族対立の構造とルワンダ内戦の構図３．ルワンダにおける民族虐殺と難民の発生の背景４．国連の可能性と限界。PKO活動は真の平和をもたらすのか５．国際救援事業における非政府組織の活動６．アフリカは本当に貧しいのか７．ガーナでの生活から、海外援助を考える８．カトリック教会の宣教と援助。日本人の宣教者達の声９．海外援助と第三世界の自立 10．国際ボランティア。その活動と課題 11．第三世界諸国で生きるために
評価方法	評価はレポートの提出をもって行います。
テキスト	テキストは特になし。講義において、一般書店で購入可能な参考文献を紹介していく。
その他